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製造部若手社員インタビュー・飯田工場

若手が切り拓く
「ものづくり」の現場

東京製作所の製造部では、次代を担う若手社員たちが、先輩から受け継いだ技術と新しい発想を武器に、日々ものづくりの最前線で挑戦を続けています。今回は、入社間もない頃から製造現場で腕を磨き、少しずつ自分の得意分野を築きつつある若手社員のお二人に、仕事の面白さや成長の手応えについて語っていただきました。

若手社員の笑顔の写真
工場内の写真
K.Tの笑顔の写真
製造1課
K.D.
2023年中途入社
NO.
O.Yの笑顔の写真
製造1課
O.Y.
2024年中途入社
NO.
東京製作所や、現在の職種に興味をもったきっかけについて教えてください。
社員K.TとO.Yが笑顔で話す様子
K.D. 高校時代に機械科を専攻し、授業や実習を通してものづくりの楽しさに出会いました。自分の手で加工し、形が完成していく過程に魅力を感じ、将来はこの道で働きたいと考えるようになりました。前職ではNC旋盤加工に携わり、その経験をさらに活かせる環境を求めて転職を考えていたところ、友人から東京製作所を紹介してもらいました。工場見学をさせてもらった際、若手社員が多く活躍し、生き生きと仕事をしている姿を見て「ここで自分も成長したい」と思いました。
加えて、これまで培ったNC旋盤加工の経験を存分に発揮できる仕事内容だったことが、入社を決めた大きな理由です。技術を磨きながら、自分の力をさらに高められる環境に出会えたと感じています。
O.Y. 前職では生産技術や現場のライン作業を担当していました。生産技術では図面を描き、加工を依頼する業務を行っていたのですが、その中で「図面通りの製品がどのような工程を経て完成していくのか」を知りたいという興味が芽生えました。そんな時、友人から東京製作所を紹介され、会社見学の機会をいただきました。実際に現場を見学した際、先輩社員の方から「ここはやりがいのある仕事だよ」という言葉をもらい、その言葉に強く惹かれました。また、工場内ですれ違う社員の皆さんが気さくに挨拶をしてくれ、その明るく温かい雰囲気にも魅力を感じました。
仕事の面白さややりがいを教えてください。また、大変だったこと、成長に繋がったことなど印象に残っている仕事を教えてください。
社員K.TとO.Yが打ち合わせをしている様子
K.D. 現在はNC旋盤や汎用旋盤を使った加工を担当しています。仕事の面白さを感じるのは、複雑な形状や寸法精度の出にくい製品を加工し、狙い通りの仕上がりを実現できた瞬間です。難易度の高い加工ほど、うまくいった時の達成感は格別です。
印象に残っているのは、初めて扱う製品の段取りを自信満々で進めた際、上司から「もっと効率的なやり方がある」と教わった経験です。その時、「上には上がいる」ということを痛感しました。また、NC旋盤の経験はあったものの、汎用旋盤は初めてで、最初は戸惑うことも多くありましたが、先輩方が根気強く教えてくださったおかげで技術を習得。今では「旋盤をやらせたら右に出る者はいない」と言われるまでに成長できました。これらの経験は、常に学び続ける姿勢の大切さを教えてくれました。
O.Y. 現在はマシニング加工を担当しており、自分でプログラムを作成し、品物を一から作り上げることが日々の仕事です。寸法や公差が正確に出た時には、達成感と同時に、この仕事ならではの面白さややりがいを強く感じます。
一方で、金属加工は専門的な知識や技術が多く、経験の浅い自分にとっては覚えることが山ほどあり、最初は大変でした。わからないことはそのままにせず、先輩に質問し、自分なりに理解してから実際にやってみる——その繰り返しで克服してきました。この積み重ねによって、技術だけでなく、問題を自分で考えて解決する思考力や、行動に移す力も高まりました。
働いてみてわかった、東京製作所ならではの魅力を教えてください。
社員K.Tが作業をする様子
K.D. 東京製作所で働く魅力の一つは、自分の興味や業務に必要な知識を深められる研修や展示会に積極的に参加できることです。工具関連の展示会では最新の工具や技術に触れることができ、日々の作業効率や精度向上に役立っています。研修制度も充実しており、特に汎用旋盤の研修に1週間参加できたことは印象的でした。
社内は若手社員が多く、同年代の先輩から丁寧に教えてもらえるため、すぐに会社の雰囲気になじめました。年齢が近い分、質問や相談もしやすく、日常的に活発なコミュニケーションが取れます。
また、ちょっとしたことですが、社内の自動販売機の飲み物が安く設定されており、仕事終わりにコーヒーを買って一息つく時間も楽しみの一つです。こうした環境が、働きやすさと成長の両方を支えてくれています。
O.Y. 東京製作所で働いて感じる魅力の一つは、積極的に工具や機械の展示会へ参加できることです。最新の技術や製品を間近で見学することで、新しい知識が身につき、生産性向上にもつながります。また、工場には定期的なメンテナンス日が設けられており、常に整ったきれいな設備で作業できるのも大きな魅力です。
社内は年齢や部署に関係なく、誰にでも仕事の相談がしやすい雰囲気があり、協調性を大切にする文化が根付いています。そのため、新入社員でもすぐになじむことができます。教育・研修制度も充実しており、フライス盤の操作をはじめ、ベテラン社員が丁寧に指導してくれるほか、クレーンや砥石など業務に必要な資格取得の機会も与えられます。こうした学びと成長の機会に恵まれていることが、東京製作所ならではの魅力だと感じています。
今後のキャリアや目標を教えてください。
社員O.Yが作業する様子
K.D. 今後の目標は、まず自分の技術力をさらに高め、指導してくださる先輩方の右腕として信頼される存在になることです。特に、今年新たに導入された複合旋盤を使いこなせるようになることは大きな課題であり、日々の業務を通して操作技術や加工精度の向上に努めています。
また、仕事面だけでなく、将来の生活基盤をしっかり築くためにも、安定して成果を出し続け、着実に貯蓄できるよう計画しています。日々の努力を積み重ね、技術者としても社会人としても一人前になれるよう精進し、いずれは後輩からも頼られる存在を目指します。
O.Y. 私の目標は、まず協調性を大切にしながら周囲の先輩方から多くの技術を吸収し、一日でも早く一人前の技術者になることです。そのために、日々の業務を通じて基礎的な加工技術を確実に身につけることを第一歩と考えています。基礎がしっかり固まれば、今後はマシニングでの複雑な加工にも挑戦し、より高度な技術を持つ人材へと成長していきたいと思っています。
また、自分の成長を実感し、自信を持って仕事に取り組めるようになることも大切な目標です。そのためには、目の前の業務を着実にこなし、経験を積み重ねることが必要だと感じています。これからも学びの姿勢を忘れず、着実に技術と知識を深め、チームや会社に貢献できる存在を目指していきます。
K.Tの笑顔の写真
K.D.
一日のスケジュール
8:00
出勤
8:15
全体朝礼
8:30
作業開始
12:00
お昼休憩
13:10
午後の作業開始
16:45
退勤
ライフワークバランスについて
プライベートの写真
ワークライフバランスは取りやすいと感じています。原則定時退社のため、仕事後はしっかり体を休められます。休日出勤も年に一度決められた日がある程度で、プライベートの時間を十分に確保できます。
休日は自宅でゆっくりゲームを楽しむことが多いですが、時には登山やゴルフなどアクティブな趣味にも挑戦しています。最近では富士山への登頂を果たしました。山頂に立ったときの達成感は格別で、日本に生まれてよかったと心から感じる瞬間でした。
O.Yの笑顔の写真
O.Y.
一日のスケジュール
8:00
出勤
8:15
朝礼
8:30
作業開始
12:00
昼食
13:00
作業開始
16:45
退勤
ライフワークバランスについて
野球観戦の様子
ライフワークバランスはしっかり取れています。残業はほとんどなく、基本的に定時で帰宅できます。休日は妻と一緒に買い物したり、家でゆっくりゲームを楽しんでリラックスしています。また、年に数回は旅行や野球観戦に出かけてリフレッシュする時間も大切にしています。こうしたメリハリのある生活が、仕事への集中力を高める源になっています。
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